突撃!オカマバー「ゆきの花」(前編)
(この記事は2011年当時のものです)
さて、昔話の続きです。
6月中旬に一応全パーツが揃って、わたしはYahoo!のチャットで女装コミュニティを見つけて披露してみました。
でも、本とネット記事だけが頼りなので、やはりちゃんとした師を求めないとだめです。
女装サロン「エリザベス会館」「アルテミス」などのホームページを隅々まで読み込んで、ここはデビューに向いているか?と検討したのですが、どうも客層がわたしよりだいぶ上で、ここのスタッフのセンスにお任せしたら松田聖子時代のファッションに持って行かれそうなので、この路線はやめました。
どうも女装サロンというのは、ド派手な衣装や、マダムの色気ムンムンを主眼としているようです。
わたしの求めるのは、ポルノじゃなくて、「普通の女性」を狙うことにしました。
そこで、いまどきのセンスで女装してる人たちはどうしてるかと調べてみると、「プロパガンダ」ってイベントがあることがわかりました。しかし、ホームページはまさに秘密倶楽部で、何をやってるのか全然わかりませんっ。
6月の回にデビューを目標にしたのですが、靴の取り寄せが遅れて次回送りになりました。
そこで、Mixiの女装コミュニティに入って何かいい話がないかと調べたところ、ちょうどいいイベントのお知らせが入りました。
「土曜の午後は女装の日。飲み放題、食べ放題で\3,000-、貸衣装\500-、着付け指導あり 初心者歓迎、魑魅魍魎可」
当時西日暮里にあったスナック「ゆきの花」というお店の宣伝でした。
お値段はだおぶリーズナブルで、しかもメイク指導というのが気になります。これを逃す手はないでしょう。
ありったけの衣装と化粧道具をトランクに詰めて、「たのもー」と門を叩いたのが7月の7日くらいのことでした。
ここで、運命の出会いが待っていました。
右の写真は、この「ゆきの花」で貸衣装で撮ってもらった一枚です。
(後記)「ゆきの花」のママのまきさんはその後2箇所くらいお店を移転して、いまは湯島の「bar 魑魅魍魎」というお店のオーナーをなさってます。ミステリアスでいいお店なのでぜひ行ってみてくださいね。
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